RING
モーフィング、レゾナント48バンドフィルターバンク
フィルターデバイス
RINGデバイスは、伝統的なフィルタリングから実験的な共鳴効果、さらにはアニメーション化されたモジュレーションまで、幅広いサウンド処理を可能にします。各フィルターの共鳴度を高く設定することで、メタリックなトーンを生み出したり、音階に沿ってクオンタイズすることで心地よい倍音テクスチャを作成したりできます。また、フィルターバンク全体をモーフィングすることで、ダイナミックで表情豊かなサウンドを生成できます。 さらに、個々のフィルターにスキュー(周波数特性の偏り)を加えることで、入力信号のトーンバランスを精密に調整することも可能です。


パラメーター
CUTOFF フィルター バンクのカットオフ周波数を制御します。
RESONANCE カットオフ周波数のレゾナンスを調整します。
DECAY
フィルターバンク内の個々のバンドの共鳴を高めて、リンギング周波数を作成します。 パラメーターモード
PITCH フィルターバンク全体のピッチを半音単位で調整します。範囲は-24半音から+24半音までです。
SLOPE フィルターバンクをローパス、バンドパス、ハイパス フィルタリング間でモーフィングします。
TONE フィルターバンクの周波数応答を変化させます。正の値では高域を強調し、低域を減衰させ、負の値ではその逆の効果が得られます。
SCALE 各バンドの位置を指定されたスケールに量子化します。デフォルトはCHROMATICで、フィルターバンクが入力信号を再現します。
WET デバイスの dry/wet を制御します。
WAVES 増加させると、正弦波パターン内の各バンドの振幅が変調されます。65%を超える値を設定すると、正弦波パターンの周波数が増加します。
NOISE フィルターバンク内の個々のランダム バンドに適用される振幅変調の量を制御します。
TILT DECAY が適用された際の共鳴バンドの応答を調整します。正の値に設定すると高域バンドのディケイが強調され、低域バンドは抑えられます。負の値に設定するとその逆の効果が得られます。
DETUNE 値を大きくすると、各バンドの位置に一定のレートでモジュレーションが適用されます。ステレオスプレッドも適用されます。
WAVES R.
WAVES 変調のレートを制御します。 パラメーターモード
NOISE R.
NOISE 変調のレートを制御します。
パラメーターモード
アクション
このデバイスにはアクションがありません。
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